【空室あれば迷わず予約を】うなたろう「三水館」に泊まる!/宿泊記

旅行


鹿教湯(かけゆ)温泉にある「三水館」。
全7室の宿です。

今回で3回目の訪問となります。
もっと泊まりたいのは山々ですが、なかなか予約がとれない人気宿なんですよね(^-^;)

三水館には、「古くて新しい」という言葉が似合います。
変わらないようで、実は進化し続けている、そういった印象を受ける宿です。

それでは、初秋の三水館を振り返ってみたいと思います。
どうぞ~。

三水館の宿泊プラン

公式サイト

「和室(細尾)」プラン 
料金 16,650円(税込・入湯税込)/1名(2名1室) 

今回は、公式サイトで予約しました。   
 

外観&ロビー

建物はいずこ?

周囲は山と川と田畑。
木々が生い茂っていて、建物が見えません。


わさわさわさわさ

階段をあがると入り口が見えてきました。

打ち水されたエントランス
草花を眺めながらゆっくりできるテラス

建物に入ると・・・・・・

「!!!」 

猫です! ネコがいます。

カウンター業務をこなすにゃ
芸術作品の警備もおまかせだにゃ

先代ネコのミーちゃんからバトンタッチされたネコさんたちがしっかりと働いていました。


館内では、今回の目的のひとつ、木工作家 井崎正治さんの個展が開催中でした。
作品の表情や曲線のやさしさが宿の雰囲気にピッタリです。

私は大きな窓から自然光が差し込むロビーがお気に入り。
滞在中は何度も椅子に腰掛け、さまざまな角度から宿を眺めています。
ネコさんとの遭遇率も高めです。

椅子も井崎正治さんの作品
大きな窓から四季の移り変わりを楽しめます
夜に外から撮影。ガラスが綺麗なので窓越しとは思えない(゚o゚;

客室 

客室タイプ

離れ   明治時代に建てられた呉服商の蔵座敷。本館とは渡り廊下で行き来できます。
2階 山入 居室・ベッドルームの2部屋とも洋室。
2階 休石 和室とベッドルームに分かれています。
2階 和室 長沢・三十坂・渋田見・細尾の4部屋。


離れの「蔵」を除いては、部屋は2階にあります。

こんな大きな作品、飾ってみたい
2階から土間をのぞむ

今回予約したのは、「細尾」という8畳の和室です。

一番コンパクトな部屋ですが、ふたりなら十分
水屋
お着き菓子は、温泉まんじゅうと手作りパイ

お風呂

男女別の内湯・露天風呂(男女入替制)があります。
14:30~翌朝10:30まで入浴可能。

お風呂にシャンプー、リンス、ボディソープ以外はありません。
スキンケア等は持参したほうがよいでしょう。

プラスチック削減のため、歯ブラシ、ヘアブラシ、髭剃りも持参するよう協力を呼び掛けていらっ
しゃいます。


大浴場(出典:三水館公式サイト より)

温泉は源泉掛け流しではない(放流循環併用式)ので、
「源泉掛け流しじゃないと!」という方には物足りないかもしれません。
私は温泉に詳しくないので、ただただ満足。
心の中で「極楽、ごくらく~♪」とつぶやいていました。
露天風呂の周りにビー玉が埋められているのも、ひそかにお気に入りです。



三水館の食事

夕食

食事処と個室がありますが、今回は食事処でした。

1回目、2回目は「休石」という部屋に泊まり、前々回は食事処、前回は個室でした。
部屋のタイプや利用人数などを総合的に考慮して、振り分けられているのかもしれませんね。

ちなみに、どちらで食事しても、十分なスペースがとられているので快適です。


「今日はどんな料理なのかな」と出発前からずっとワクワク。
春に訪問した際の「草鍋」は衝撃的(もちろん良い意味)だったなぁ。

食事処


三水館の食事は、旬の野菜が中心で健康志向の方にもおすすめです。
素材の味をしっかりと楽しめ、体に栄養がしみわたっていくような料理の数々。
素朴な見た目ですが、味は「家庭料理」の域なんかではありません。
今回も全部おいしかった!(^^)! 

少しだけご紹介します。

前菜
植物の箸置き
つぶつぶコーンスープ
シナノユキマス
野菜が生きてる! 煮浸し
大きな鮎
グツグツ音を立てて登場! トマトとズッキーニのグラタン
ロビーに移動してデザート
長野県の陶芸家 阿部春弥さんの器が展示販売されていました

夫は、阿部春弥さんの器のファンで、熱心に見入っていました。
「こういうの欲しかった!」という器に出会ったので、購入させていただき、旅のいい思い出になりました。

朝食

夕食と同じ場所でいただきます。
ご飯とお味噌汁以外はセッティングされていました。

ふたりで目を丸くした! おいしすぎるピーマンのしらす和え

良いところ&注意点

ここがいい!三水館

・大人のこだわりを感じる古民家で静かに過ごせる
・野菜中心の体に優しくおいしい食事
・井崎正治さんの作品に囲まれて癒やされる
・おひとり様宿泊可(月~木曜日、和室限定)
・なんとネコがいる

ここは事前にチェック!三水館

・小学生以下の宿泊は1日1組
・お支払いは現金のみ
・プラスチック削減のため、歯ブラシ・ヘアブラシ・ひげ剃りは持参のご協力を

あわせて寄りたいスポット

創業1665年(寛文5年)
人気の日本酒「信州 亀齢」を生み出す小さな酒蔵
岡崎酒造>三水館から車で30分♪

住所 〒386-0012 長野県上田市中央4-7-33
電話番号 0268-22-0149 
営業時間 9:00~17:00
定休日 なし

岡崎酒造
お隣は、東京でも人気のパン屋さん「ルヴァン」

宿の基本情報

三水館  

住所 〒386-0322  長野県上田市西内1866-2
電話番号 0268-44-2731
チェックイン  14:00
チェックアウト 10:30
駐車場   10台(予約不要)

うなたろう
うなたろう

秋のきのこ鍋も食べたいなぁ。
2022年の1月11日~3月18日は修繕工事のためお休みなんだって。


※こちらのブログ「うなたろう三水館に泊まる!【宿泊記/2021年秋】」は、自分の思い出を残すと同時に、「旅行されるどなたかのお役にたてるとうれしいな(^^♪」と書いておりますが、あくまでも個人的な意見や感想であることをご了承いただくとともに、最新の情報はご自身でご確認いただきますようお願い申し上げます。

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