中伊豆の湯ヶ島温泉にある「谷川の湯 あせび野」。
植物の「馬酔木(あせび)」が宿名の由来となっています。
その花言葉どおり、ふたり旅におすすめしたい宿です。
馬酔木の花言葉は「ふたりで旅をしましょう」なんだって。
夫婦でおよそ半年ぶりに再訪しました。
全18室が露天風呂付きで、食事は個室。
チェックイン、チェックアウト以外は、ほかの方とほとんど会わずに寛いで過ごせます。
一部屋のみですがバリアフリーの客室もあるので、お年を召した方でも安心して泊まることができそう。
親孝行の旅にもいいかもしれませんね。
それでは、冬のあせび野を振り返ってみたいと思います。
どうぞ~。
あせび野の宿泊プラン
今回は、楽天トラベルで予約しました。
外観&ロビー
自然豊かなロケーションです。
木は宿の守り神とのことで、なるべく伐採せず、起伏をいかして建てられたんだとか。
客室 全室露天風呂付き
1階 谷の蔵 和室。広めの露天風呂。107のみバリアフリーの洋室。ダイニングと同階。
2階 山の蔵 和室。無双窓付き露天風呂。ロビーと同階で移動が便利。
2階 花の蔵 和洋室。広めの露天風呂。211は特別和洋室。
3階 木の蔵 和洋室。無双窓付き露天風呂。眺望が良い。
今回のお部屋は山の蔵。
自動ドアの向こうは廊下になっているので、ロビーと同階でも静かです。
多少の経年劣化はあるものの、清潔で使いやすい和室。
洗面台が2か所あるので便利です。
タオルウォーマーも設置されているので、タオルはいつでもホカホカ。
変わった設備があるわけではないので、室内は省略させていただいてっと・・・。
わーい!! こちらが専用露天風呂です。
今は珍しくない露天風呂付き客室ですが、あせび野さんはその火付け役と言われているんですよ^^
お風呂の広さや開放感は、前回宿泊した谷の蔵のほうが勝りますが、
山の蔵のお風呂は、テラス側の窓も閉められるので、家族や友人がいても気兼ねなく入ることができます。
谷の蔵のお風呂は過去の記事にてご紹介しています。
少し珍しいものといえば、スリッパに目印を書くためにマッキーが置いてあります。
前回、夫に恥ずかしいスリッパにされてしまったので、真っ先に自分で書きました。
これはこれで恥ずかしい気もしますが、まぁいっか。
たまに芸術的なスリッパを見かけるよ。
お風呂
あせび野には、大浴場のほかに4つの貸切風呂(かざはや、かわせみ、やませみ、寝湯)があります。
貸切風呂は、スマホでQRコードを読み取って予約します。
もちろん部屋の電話からも予約OK。
貸切風呂の利用時間は40分で、かざはやのみ30分となります。
予約した時間の少し前に、フロントでタオルなどが入った一式を受け取ります。
貸切風呂は、かざはやが一番人気なんだって。
前回と変わらず、私のオススメは大浴場です。
タイミングによっては、ひろ~い大浴場を独り占め。
夫は、川を間近に感じられる寝湯も好きだそうです。
あせび野の食事
夕食
個室で会席料理をいただきます。
箸付から水物まで全11品。
地元で生まれ育ったというスタッフの方に、食材のおいしい食べ方や、おすすめのスポットなどを教わりながら楽しい時間を過ごさせていただきました。
はじめ、料理のペースが早いかな?と思いましたが、すぐに調整してくださったようでした。
当たり前のようでありがたいことです。
うなたろう、食べるの遅いからさ。
家族に「グズラ」って言われてるの。
ペースを調整してくれてありがたかったよ。
静岡の地酒は、喜久醉、初亀、磯自慢が用意されていたよ。
あせび野の夕食は、どれか一品が激しく主張する食事ではないので、印象に残りづらいかもしれません。
ですが、上質な滞在にそっと寄り添ってくれるおいしい食事であることに間違いはありません。
私たち夫婦は大満足でした♪
朝食
チェックイン時に、和食か洋食を選びます。
洋食に出てくるおいしい自家製パンも捨てがたいのですが、今回は和食にしました。
河津桜の開花状況を気にしていたのを覚えていてくださり、「今入った情報です↑↑↑(^O^)」とスタッフの方が最新情報を教えてくださいました。
チェックアウトは10時30分。
食後に部屋の露天風呂に入ってちょうどいい時間です。
そのほかいろいろ
あせび野は18室ながら、解放感あるロビーはもちろん、テラスや湯上り処など休憩できるスペースが充実しています。
いたるところに生花が生けてあり、気持ちもゆったり。
良いところ&注意点
・全18室が露天風呂付き客室
・喧騒とは無縁のロケーション
・丁寧で温かい接客
・質・量ともにバランスの良い会席料理
・3万円台でのCPに優れている
・おひとり様はNG
・小学1年生から宿泊OK。ただし、お子様メニューなし。
・修善寺駅からはタクシーかバスの利用を
湯ヶ島バス停↔あせび野は送迎可
帰りは、修善寺駅行きの無料マイクロバス(1便のみ10:30)あり
あわせて寄りたいスポット
天城に来たら、おいしいわさびを買わなきゃ!
あせび野から車で3分♪
1912年(大正元年)創業
<玉利屋商店>
住所 〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島262
電話 0558-85-0006
あまりにおいしくて、買って帰った生わさびをあっという間に食べてしまいました。
お値段もとっても良心的! さっそくお取り寄せしなきゃ。
こちらのわさび漬けは、わさび本来の辛さ、しゃっきり食感をしっかりと味わえるので、地元の方がおすすめされていました。
宿の基本情報
<谷川の湯 あせび野>
住所 〒410-3206
静岡県伊豆市湯ヶ島1931-1
電話番号 0558-85-1926
チェックイン 14:30
チェックアウト 10:30
駐車場 20台(予約不要)
※電話番号でカーナビ設定する際は、 tel:0558-85-1313
一休.com【あせび野の基本情報・予約】
次回こそ連泊するぞー!!
※こちらのブログ「うなたろうあせび野(山の蔵)に泊まる!【宿泊記/2022年冬】」は、自分の思い出を残すと同時に、「旅行されるどなたかのお役にたてるとうれしいな(^^♪」と書いておりますが、あくまでも個人的な意見や感想であることをご了承いただくとともに、最新の情報はご自身でご確認いただきますようお願い申し上げます。
多くの文豪にゆかりのある湯ヶ島温泉。その中の一人、井上靖の短編集『晩夏』を読んでみてはいかがですか?
読んだら湯ヶ島温泉に行きたくなるし、湯ヶ島温泉に行ったら『晩夏』を読みたくなる!
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