人生初の反省文。レバーが嫌い!

昭和こども日記
うなたろう<br>(1年生)
うなたろう
(1年生)

5がつ15にち
きょうとてもいけないことをしました
こんどからしませんゆるしてください
ほんとおにすいませんでした
こんどからしません
とて●いきませんでした●した
たべきるなかったからすてました
ゆるしてください
すいませんでしたすいませんでした

すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした
すいませんでしたすいませんでした

うなちゃん、この日は災難だったよね。
日記の茶色いシミは涙のあと。
ま、自分が悪いんだけどさ。

その日の夕食は、大好物のコーンスープと天敵「レバーの炒め物(大盛)」。
まさに天国と地獄。

コーンスープを口に含み、レバーを飲み込もうとするも、無理。
鼻をつまんでも無理。
どうやってもムリ!! とにかく無理。
口の中も、胸の中も、どんどん膨れ上がるレバーへの憎悪。
「これのせいで、オエッてなる。だいすきなコーンスープ、おいしくかんじない。うなちゃんつらい。
つらすぎる。レバーさえいなければ!」というサスペンス劇場的な思考になり・・・。
うなママの目を盗んで、憎きレバーをゴミ箱へドーン!
ゴミ箱の奥へぎゅーって押し込んだ。

数分後、当然、バレた。
烈火のごとく怒るうなママ。泣きじゃくるうなちゃん。ぽかんとするうなもん。
人生初の反省文を書くという羽目になってしまったんだよなぁ。

後日、うなママは、「うなもんは嫌いなものは食べなくていい」っていう教育方針に転換したんだよ。
長女はつらいねぇ。
長女は実験的だからねぇ。

ちなみに、いまだにレバーは食べられないよ。
おとなになっても無理なものはムリだよ。

うなちゃん、「すいません」ではなく正しくは「すみません」ね。
気持ちが伝われば大した問題ではないか。
(おとなになったうなたろうより)

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