昭和の子供は鳴らせるものはなんでも鳴らす。

昭和こども日記
うなたろう<br>(1年生)
うなたろう
(1年生)

5がつ8にち
きょうまめぶえをとりにいきました
まめぶえがいっぱいありました
めぐみちゃんととりました

「豆笛」ってうまく音が出るのと出ないのがあって、それを職人のように選別していたね。
ふっくらとしているのがいい音が出るんだよ。
誰が教えてくれたんだろう。

うなちゃんは昔風のものに憧れがあったから、「スイカを川で冷やしてみたい!」とか「井戸水飲みたい!」とか「昔の道具かっこいい~」とか思っていたねぇ。
おとなになっても道端で「あ、豆笛」って思ってしまうよ。さすがに鳴らさないけれど。
いや、次回こそは鳴らそう。
そして都会っ子の夫に自慢してやるんだ!

あなたは高学年になると、ひとりで古墳を見に行き、資料館で甕棺にときめく高学年に成長しますよ。
さほど未来に興味がないのは今も昔も変わらないよ。
(おとなになったうなたろうより)

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