痛恨の人選ミス。

昭和こども日記
うなたろう<br>(1年生)
うなたろう
(1年生)

6がつ5にち
きょうはるこおばあちゃんにてがみをだしました

うなママ
うなママ

じょうずにかけましたよ

学校で「手紙を送りましょう」という課題がありました。

はるこおばあちゃんは、親戚のおばあちゃんです。

うなちゃんは「手紙は普段会えない人に出すものやろ?」と余計なことを考え、


うなママに「だれかおらんと?」と詰め寄り、ほぼほぼ会った記憶がないはるこおばあちゃんに手紙を出すことにしたのでした。

ですが、「はるこおばあちゃんおげんきですか」の先がまったく出てこず、「こんなことなら、たまに会う人にするんだった」と頭を悩ませたのでした。

相変わらず句読点が打てないうなちゃんの手紙は読みづらかっただろうなぁ。

数年後、はるこおばあちゃんのお葬式で司会者が「もっとうなちゃんの赤いほっぺを触りたかったことでしょう」とか適当なことを言っていて、

「葬儀社の人は結構いい加減なこというね(笑)」とうなママとひそひそごにょごにょ言ったんでした。

赤いほっぺを気にしていたうなちゃんは、大勢の前で言われて「ムムムっ」となったんだったね。

(おとなになったうなたろうより)

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